タコカバウータン

えらそうなことを言っていても気が小さいです。褒められて伸びるタイプです。

板坂智夫君

ヴァカンスおしまい

3月2日からバリの海に潜り続けたヴァカンスも今日でおしまい。 今回自分で見つけたものでいちばんうれしかったのは、パダンバイ、サンドフィールドの4センチほどのセスジミノウミウシ(上記写真参照)らしきウミウシ。砂地の斜面で目の端に入って、慌てて止…

君去りしのち

彼はいったい何回、私にオムライスを作ってくれただろう。あのオムライスが食べたいよ。 いつも楽しそう、と言われて、いえいえ、身に余る不幸なので、と答える。不幸の札をおでこに貼って生きていくわけにもいかない。 あの頃は毎朝、目を開いた瞬間から不…

『極北のナヌーク』+角幡唯介トーク

狩をするナヌークさん。普段はニコニコ、気のいい感じの方です。 昨日に引き続き、本日も「[座・高円寺]ドキュメンタリー フェスティバル」です。 開場前、すぐそばでジャン・ユンカーマン監督が主催者の方と話してらっしゃいました。流暢な日本語で、めちゃ…

垂直落下中

近所の公園です 今回の塾の課題は ①2015年をふりかえり、あなたの印象に残った本、映画、テレビ番組、展覧会など(ないしはそれに類する作品)を1〜2点を取り上げ、ご紹介ください。 ②2015年をふりかえり、印象に残ったニュース(1〜2点)についてお書き…

相変わらずブサイクやな

朝、目を開くとたいてい彼のほうが早く起きていて 「相変わらずブサイクやな」 「違うね、おビジンだね」 これが我が家の朝のはじまり。 病状が進んでつらくなると 朝の「ブサイクやな」が出なくなった。 だから「相変わらずブサイクやな」と言われると 今日…

スーパー・センチメンタル・ジャーニー 最終日

深夜便発なので朝、パダンバイで2本潜りました。 今日のスターはタコ! 〝タコカバウータン〟ですから。70cm タコの全身が外へ出ているのは珍しい。 白っぽかったのが、一瞬でこの黒地白ドット。 さらには黒茶に変化しつつ穴へ。 フクちゃんリクエストのコ…

スーパー・センチメンタル・ジャーニー 13日目

本日のポイントはトゥランベンのバトゥ・ケレビットとクブ・ドロップオフ。 きのうとは打って変わって大きな波が波打ち際にドバーン、ドバーンと。 モズクショイ的な蟹かと思いきや大きなヤドカリ。15cm ドット柄素敵。 穴から顔を出すコクテンフグ君。顔幅5…

スーパー・センチメンタル・ジャーニー 12日目

本日3本目 700ダイヴ達成! 記念人文字! フクちゃんが「7」で、私が「00」を必死に表現しています。 しかもこのダイヴはのりちゃんの勧めでノーウエイト。 ダイヴィング経験者ならわかると思いますが、 ダイヴィングを始めた頃にはまさか自分がノーウエ…

スーパー・センチメンタル・ジャーニー 11日目

今日のスターは君だ! ピンクスクワット・ロブスター。 かつてバリ人ガイドによって発見されました。 この前テペコンに行った朝、 宿のレストランに派手なじいちゃんがいるなーと思ったら ダイヴ・ショップのTさんと話していたそのじいちゃんが 私にも「スラ…

スーパー・センチメンタル・ジャーニー 10日目

パダンバイのピアでえらいこっちゃ! なんとオオモンカエルアンコウ4匹密着発見。 密集! ガイドののりちゃんも見たことがないという珍事! ぽつんと孤独な姿が芸風なのに、どうした、オオモンカエルアンコウ!? 思わずオオモンカエルアンコウと記念写真を撮…

スーパー・センチメンタル・ジャーニー 9日目

水球Nさん出発。入れ替わりでフクちゃん到着。 初日はアメッド3本 本日のスター。 ミナミハコフグの幼魚2cm 正面顔もかわゆい。 のりちゃんの爪の斜め下。 ムチカラマツエビ。 見たことある人でないとわからないかなあ。 昔は村人が涼む縁台しかなかったア…

スーパー・センチメンタル・ジャーニー 8日目

本日はバリ最シブシブ・ポイント、アメッドのビアス・ランタン。 な〜んにもないところです。 そして、私は今日、 ダイヴィング人生で自分で見つけたすごいものベスト・スリーに入る大見っけを! アカククリの幼魚 4cm ! ♡ ここはフリソデエビを探すポイン…

スーパー・センチメンタル・ジャーニー 7日目

今日はパダンバイ3本でござった。 いちばん最後に見たオビテンスモドキの若魚 12cmくらい 頭の王冠型のヒレが猛烈にかわいらしい、と思うのは私だけ? ではないはずだぁ。 オビテンスモドキ若魚 蛍光ペンを思い起こさせるウミウシ 3cmくらい ハダカハオコゼ…

スーパー・センチメンタル・ジャーニー 6日目

今日は板坂君が好きだったアメッド。 これまでで最高だったかもしれないコンディション。 明るくて、穏やかで。 彼からのプレゼントかなぁと、あとでガイドののりちゃんと話しました。 魚だらけでござる 珍しく、世間的ダイヴィングのイメージー通り サンゴ…

スーパー・センチメンタル・ジャーニー 5日目

今日はトランベン、カンムリブダイの寝起きを狙うダイヴ。 沈船で眠っていたカンムリブダイさんたちが起きだしたところを見に行きます。 最近はダイヴァーが多すぎて、カンムリブダイさんたち減少気味なのですが 結果はいかに? ダイヴァーに囲まれちゃうカ…

スーパー・センチメンタル・ジャーニー 4日目

今日は宿の前のビーチから出発で(超楽チン) バリ最難関ポイント、テペコン・チャンネルに挑みます。といっても、最難関になるのはコンディションしだいで、今日はぼちぼちくらい。けっこう漕ぎましたけれども。 1本目はテペコン・トンネル こんな感じのト…

スーパー・センチメンタル・ジャーニー 3日目

ダイヴィングふつか目は少し海況がよくなってきたかな、のパダンバイ方面。 1本目のピアは海に入っていきなりブラック&オレンジ・ドラゴンネット(イッポンテグリの口の中ががオレンジ色のやつ)登場で、いつもながらのざくざく。 写真は……失敗しましたっ。…

スーパー・センチメンタル・ジャーニー 2日目

着いたらもう、日々潜ります。 ちょっと寝不足。 1本目のポイントはグブ・ドロップオフ こんな看板、前からあったっけ〜。 海は穏やか。水温高し。 いきなりクマドリカエルアンコウも出て幸せ ♪ 2本目からは遺品のカメラで水中撮影にチャレンジ なので休憩…

スーパー・センチメンタル・ジャーニー 1日目

朝5時過ぎ起床。 思えば、ひとり旅はもう10年近くしていない。 もうひとり旅をすることなんてないと思っていた。 一緒に旅をするのだ。 旅慣れているはずのへなちょこががんばって無事飛行機に乗る。 機内では『夢十夜を十夜で』を読み、『脳内ポイズンベリ…

ジギー・スターダストはもう鳴らない

亡くなってひと月がたって、思い切って携帯電話の解約に行く路地で そうだと思いついて私の電話からかけてみる。 知らない曲が着信曲(? っていうのかな)。 特に私用の曲じゃなく、みんな同じみたい。不満だ。 解約はスムーズに終わる。 これから電話機本体…

追悼 ワンタン麺

板坂智夫君が亡くなって1週間と1日。追悼でひとり、はつねにワンタン麺を食べにいく。板坂君がFBに最後に書き込んだのが、はつねのワンタン麺のことだったから。 西荻「はつね」のワンタン麺について思い出したことがあるので書く。ワンタンは肉しろエビに…

インタビュー 職業の肖像 予備校講師

バリ島 チャンディダサ プリパンダンにて いつもの批評塾ではなくインタビュー塾の課題です。 課題のできはさておき、私にとって掛け替えのないインタビューとなりました。 インタビュー 職業の肖像 予備校講師 板坂智夫 『わかるってなんだ』 インタビュア…