帰りの機内で見ました。
そう、エア・アジアじゃないから、映画も見られるぞ、シンガポール・エア。
エア・アジアじゃないからお酒も出るぞ、エア・アジアじゃないから機内食も出るぞ、エア・アジアじゃないから……のフレーズがちょび流行った我が家。
『舞妓Haaaan!!!』『なくもんか』に続いて、脚本宮藤官九郎、監督水田伸生、主演阿部サダヲのトリオが放つ、第3弾。って全部観てるぞ、我が家。きっとビィ君は阿部サダヲ・ファンなのだと思う。前2作、ケーブルテレビの録画をブルーレイから消去せず保存、の決定を下したのは彼でございます。
機内で観るのにちょうどいい、楽しい作品でした。
阿部サダヲって、初めて見た頃は、なんか猫娘みたいな顔で妙に滑舌がよくて逆撫で系に嫌味で……ってのにどんどこ慣らされてしまって、もはや確立されたサダヲ・ワールド。押しも押されぬ主演俳優。
なので『謝罪の王様』もサダヲあってのサダヲ映画なわけだけれども、サダヲがドーンとメインを張っていればこそのキラ星キラ星。
の中でも、ひと際鈍感力の毒気にきらめていてたのが
あの☆岡田将生☆だぁ。
チャラバカ男演技で美貌を消し去る力技。かの尾野真千子が普通に見えました。
ま、オノマチ普通な役なんだけど。
あと、マンタン王国の通訳役の濱田岳がつくづくヘンです。
がむばれ、若手俳優のみなさん。そうだ、井上真央も悪くなかったぞ。
ケーブルテレビで放映の際には録画してまた観たいと思います。
そしてきっとビィ君が「保存!」の宣託を下されることでせう。
オマケ : 三浦春馬(この映画には出ていません)のお色気スイッチ、on/off 力がすさまじいなと思う今日この頃。ずっとお色気全開よりよっぽど魔性だわ、怖っ。