タコカバウータン

えらそうなことを言っていても気が小さいです。褒められて伸びるタイプです。

ミッシェル・ゴンドリーの世界一周を二周

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『うたかたの日々』に登場する大人気哲学者、ジャン・ソル・パルトル

NHKの人形劇『プリンセス・プリンプリン』にはジャン・ポール・サルトリという猿獲り名人が登場しておりましたね。

 

さて、似顔絵コーナーを出ると

ちょっとおもしろい仕掛けになっているのに会場の人の説明が下手で(ひょっとしたらちゃんと仕組みをわかってない?)、ほとんど観客が仕掛けに乗っていない映像コーナー(これから行く人へのヒント : STOP/GOのサインに従って移動する。)、いろんなセットが用意されていて、そこで写真や動画を撮って楽しむコーナー、ゴンドリー的レンタルDVD店などがあります。

 

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キャンプのセットのバーベキュー。フェルト製の魚が今後の展開を暗示していたとは……。

 

そして、1階へ下りると、ジャジャン!

『ムード・インディゴ〜うたかたの日々』小道具満載部屋。

 

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このゴンドリーのタイプライターは

 

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こんなで

 

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こんなだったりしたのか

 

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デューク・エリントン小道具

 

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パルトル! バックのポスターは監督の手描き!

 

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パルトルの眼鏡のテンプルには両側とも〝L'ecume des jours うたかたの日々の文字。

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著作もちゃんとパロディになっております。

 

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このふたりが幸せいっぱいで乗る

 

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謎の乗り物。なにか親指みたいなものも。

 

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どんだけ好きなんだ私。

 

さらにキャーだったのは

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私、『うたかたの日々』2回観てるんですけど

気づききれなかった……

 

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料理関係がみな

フェルトなどなどのほとんど手芸!だったとは!

 

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可愛いっ!

 

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肉の切り口のところには平然と写真をはっつけています。

 

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素敵!

 

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猪料理どす。

 

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そして、手芸は料理にとどまらず

なんと私が大好きな、あのクロエちゃんのレントゲン映像までが!

 

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普通、フェルトで肋骨作るか!?

 

 

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クロエの胸の中に咲いた花です。

 

最後にクロエのウェディング・ドレス

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アメリちゃんの華奢さがわかります。

後ろはコランのスーツですが画面で観た以上に安っぽかった。

なぜかコランの衣装だけよくないんだよな。わざと?

 

オマケ的に展示されていた

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恋愛睡眠のすすめ』のタイム・マシーン。

ちゃち可愛い。

私が初めて観たゴンドリー作品です。

 

ふうっ。楽しかった ♬

 

両日ともゴンドリー展を見終わったところで

ランチ。

 

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一日目のベトナム・カフェの窓から。

私は螺旋階段フェチでございます。

なんでベトナム といつも思うけど、意外とおいしいのですよ、ここは。

 

事件はふつか目に起こった。

前日がベトナム・カフェだったので

その日は初めて、この美術館のレストランのほうへ行ってみたのです。

レストランといっても、10人以上が座れる長い大きなテーブルがいくつもの

変わった作り。

そして、そのテーブルのあちこちに2席並びの空席があるのに

なぜか空席待ちの列。

さほどアセるようすもない店員。

そもそもフロア担当の人数が店の広さに対して少なすぎ。

でも、まあ、急いでいるわけじゃなし

とのんびり待たされて

ふたりともけっこうお高いお値段のカレー(ランチ・セットなどはもっとお高い)

頼んだんですけど

それもたっぷりのんびり待たされて

そこまではいい、別に許す

が、やっとこさ来たカレーがぬるいっ!

カレーがぬるいんですよ、信じられます?

ご飯がてんでほかほかじゃなくて人肌なのは、まだ許す。

けど、カレーのルーまでぬるいって……人肌って……

味は悪くないんです。

ちゃんとあったかかったらむしろおいしいと思う。

ちょっと我慢して食べたものの

ふたりで迷った挙げ句

お店のお姉さんに「これぬるいんですけど」って言いました。

「申しわけございませんっ」

急いであたため直しに行ってくれました。

しばしののち、カレーは微妙にルー増量な感じで戻ってきました。

そして食べてみるとぬるいっ!

さっきとほぼおんなじくらいぬるいっ!

なんなの、この店。

ぬるいカレーはポリシー? ぬるさにこだわる頑固おやじのカレー屋?

わけわからん!

けっこう高いくせにさっ。

もう、クレーム言う気力もなく、そのまま食べたけど

二度と行かないと思います。

 

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美術館の出口近くからの風景