川島雄三の名作みたい! しかも『貸間あり』って原作、井伏鱒二だし!
4月14日快晴。塾の大人の遠足、第3弾かな、甲府、に参加しました。
地元の方のご案内で、一応、太宰甲府在住時代の足跡を訪ねる、みたいなテーマはあったのだけれど、私は特に太宰が好きでしょうか? 否。な割には結構読んでるな。うまい、とは思うんですけど、あんま好きとか言いたくない、と多くの読書好きに思われがちな太宰かも。さておき。富士には月見草がよく似合う。
駅(立派)の窓から見下ろす景色。何やら宝石の原石みたいなののイヴェント。
東京から意外に近い。特急かいじは満席で、富士山を目指す外国人観光客多し。
朝からビールだ駅弁だ、わいわい、と到着。
街並み。おされなお店とこうゆー感じが混在しているのがいいな、と言いつつ、こうゆーばかり写真に撮る。竹中菓子店はやめちゃったのかな。
字体とかドアの模様とか、素敵だぞ、テーラーマンセイ
熊鰹商店、ネーミング力。
じまんやき、もやめちゃったのか。しかし、甲府の人の字体センス好きだわ。
道が広くて、建物が低くて、どっちを向いても山が見える。
太宰が通っていたお風呂屋さんが今も営業中。
住んでたとこはもうないけど、石碑立ってる。人気もんだね。ちなみに“僑居”とは仮住まいのことだそうです。今、調べました。てへ。“太宰治” の字体は、禅林寺のお墓の字体に似てる気がする。
電線が力強い。
きゃー、小津じゃん、これはもう小津じゃん、小津映画じゃん!と、わたくし興奮しきりの医院。ドアを開けて出てくる大(おお)先生は笠智衆に違いない。
太宰も散歩に来たという神社。近いもんな。
灯篭。愛おしい。
神社の手前の家の人(?)自作(?)のサウナ(?)
ようわからんがおもしろい。
入れ子式大好き。アンコールワットを思い出す。たいそうでしょうか。
パゴタ的な? いや、神社か。いや神仏混淆だった気も。
コルビュジエ作!
信号
カッケー
目を凝らし、新天街、にご注目。
中はこうなってました。甲府の新宿ゴールデン街的なところかと。
暖簾の横に洗った台布巾を干しているのかと思ったら、こっちも暖簾だった。
気になる! から矢印の方に行ってみたけど、民家しかなかった。
駅の真ん前に城趾。つか、お城の前に駅ができたのですね、時系列的には。
えっ、舞鶴城なの? 今、気づいた!
空が広い。
広い。
いちばん高いところまで、登ってみました。
柵がよい。
説明してくれる。
ぐるり見渡す。
ぐるぐる。
駅まで戻って。
バスで県立美術館&文学館へ。
いろいろある。
広い。
岡本太郎。
タローは特に好きではないけど、これは好き。
富士山。リンゴも似合う。
ここはどこでしょう?
図書館も駅前にある。
ちゃんと許可をもらって、パチリ。
明るい。
大好きなシースルーエレベーターもある。
図書館からの帰りには、この陸橋を通りました。
駅近くのお店で飲んだワイン。牛蒡の香り!
部活帰りとおぼしき自転車の高校生たちとすれ違う。東京まで日帰りで行けちゃう、こういう地方都市で学生生活を送るってどんな感じなのだろう。何だかしきりにそれが気になる。でも、やっぱりここがいいなって、そんなふうなのだろうか。部活帰りの子たちに尋ねてみたかった。