タコカバウータン

えらそうなことを言っていても気が小さいです。褒められて伸びるタイプです。

2014-01-01から1年間の記事一覧

アンのゆりかご 村岡花子の生涯

今年最後の塾の課題 読み終わってリアルに吐き気がしました。 日曜に読了して木曜になってもまだ体に怒りがたぎっておりました。 心底嫌いな本なので、本の写真も載せたくないわ。 で、砂糖煮にされた方の写真を載せときます。 以下が提出したもの↓ 祖母の砂…

ティム・バートンの世界

行ってきました〜行かずにどうするティム・バートン展 バルーンが入り口でお出迎え。 バールーンなのに継ぎはぎだらけ。 このステッチと目がいっぱいは、バートン・パターンのひとつですね。 あとはもち渦巻、あとは入れ子。口の中から口の中から口の中から…

ほとんど張り子展

ハガキの可愛さにつられて行ってしまいました、最終日。 会場の「間・Kosumi」は以前からよく目にするけれど、今回初めて。 ほとんど会場に入った瞬間、アカン、これは買うてしまう、と思いました。 我が家君もブレーキとならず。 とりあえずそれぞれベスト…

落日燃ゆ

塾の課題です。書きづらかった……。 提出したのは↓ つるりんと不可思議 東京裁判で絞首刑となったA級戦犯7人のうち、ただひとり文官であった広田弘毅の人生を描く城山三郎『落日燃ゆ』は、私の不勉強、無知も手伝って、なんだかつるりんと体の中に入ってしま…

ナンシー関展の思ひ出

実は私、96年にも吉祥寺パルコで開かれたナンシー関展に行っていまして そのときはゴージャスなことに、ナンシーのサイン会ならぬはんこ押し会というのもあった。 さらにゴージャスなことには 知人と待ち合わせの時間に早めに着いた私がエレベーターの前を通…

正藍型染師田中昭夫展ツアー

ちょっと異色のモダンな柄ですけれども、今回見せていただいた中でも特に好きでした。古典的な柄ももちろん素敵なのだけれども。 行ってきました、田中さんち。 天然の藍だけを用いた「正藍型染」の匠。 今回の展覧会を機に引退されてしまいます。 やはり、…

千鳥 増田勉展

日曜日は水道橋の器屋さん、千鳥へ。 千鳥は危険なお店。 裏びれた(失礼)ビルの2階へトントンと上がり 汚いどぶ川(失礼)の見える廊下をちょと進み ドアを開ければ別世界〜 めくるめく〜めくるめく〜器、器 物欲が、物欲が、噴出! 噴火! 落ち着け、私…

ミッシェル・ゴンドリーの世界一周を二周

『うたかたの日々』に登場する大人気哲学者、ジャン・ソル・パルトル NHKの人形劇『プリンセス・プリンプリン』にはジャン・ポール・サルトリという猿獲り名人が登場しておりましたね。 さて、似顔絵コーナーを出ると ちょっとおもしろい仕掛けになっている…

ミシェル・ゴンドリーの世界一周

行ってきましたがな、3日、4日とふつか連続! これには、ま、事情が。 我が家君はハード・ワーキング・マンで連休というものがありません。 休みは日曜ぽっきり。でも、いろいろイヴェントもあるのでそれも見たい。そこで (ちなみにイヴェントはすべて整理…

『我関わる、ゆえに我あり』松井孝典

今月の塾の課題です。 提出したものは↓ チリ、アクタ、だもの 物心ついた頃から、死ぬのが、自分が消えてなくなってしまうのが、怖くてたまらなかった。だから、宇宙とか壮大な話は苦手だ。自分の存在のちっぽけさが、ぐいぐい胸に迫って、宇宙に比べたら、…

種村季弘の眼 迷宮の美術家たち

今道子さんのポートレイト素敵です。 行ってきました、クソ遠いぞ、板橋区立美術館。 埼玉の川口より時間かかってお金かかるって、どういうことっすか? 同じ東京なのに。東京うざし。 いえいえ、文句はいけません。 荻窪から新宿に出て山手線の巣鴨で乗り換…

カリタ クローバーミル

大学時代に英語教室で知り合って友だちになった人がいて 文化度が高くて、少女マンガとかレコードとかいろいろ貸してもらった。 その人のうちに行くと、カリカリと豆を挽いてコーヒーをたててくれた。 ほかに何も出てこず、ひたすら何杯もコーヒーを飲んでお…

『アンダーグラウンド』、『約束された場所で』村上春樹

ハルキ、ノーベル賞取れず。って別にいいじゃん。世界中で翻訳されて、その名はあまねく知れ渡り、ファンがいっぱあい。一億なんて、ハルキには端金。無冠の帝王、ビバ、ハルキ! いや、そんなに大ファンてわけでもないんですけど、私。なぜか、全長編小説読…

あしたから出版社

今月の塾の課題は〝ブラック企業に勤めるあなたへ〟 む、難しい……。 提出したものは↓ あしたから、なんでもあり 「ブラック企業に勤めるあなたに」は、早くそんな会社やめましょう、以外、正直かける言葉がありません。命あっての物種、体と心が壊れてしまわ…

10のストーリー・タイプから学ぶ脚本術 ──SAVE THE CATの法則を使いたおす!

本日発売! 一生懸命翻訳したです。 最終週は日々14時間くらい働いておりました。(涙)ま、最初からちゃっちゃかやってなかった自分が悪いのですが……。 家事はほぼ全面放棄で、ビィ君は文句ひとつ言わず、外食やら店屋物やらに耐え、時間が あるときはおい…

ムード・インディゴ うたかたの日々

観る前はちょっと心配だったけど 考えてみればミッシェル・ゴンドリーとヴィアン、どんぴしゃっ! コランのおうちが見られちゃう。 (思ってたよりちょと小さいけど。) アメリちゃんはちょっと老け過ぎ。 (アメリ時代にやって欲しかった。) で、原作通り…

『東京プリズン』赤坂真理

塾の課題です。 提出したのは↓ みんな猿 赤坂真理『東京プリズン』は、ものすごくざっくり言ってしまうと、アメリカの高校に留学した16歳の少女が、『天皇には戦争責任がある』という論題のディベートを強いられる話だ。それだけで十分ヘビーだけれど、この…

蚊取り線香 金鳥じゃない夏

購入。 なんかすごいでしょ。ライオンと虎だし。 受賞のセロファンをはがしてみた。 レトロだ、つおそうだ、力で蚊をねじ伏せてやるっ。 サイドです。香港土産のお菓子かなんかみたい。 そうです、三つも買いました。 来年のバリまで間に合うかも。 去年の残…

ミスティック・リバー 

公開時、期待満々で映画館で見た。 すごい映画だったけど、ショーン・ペンは例のごとく炸裂していたけど あまりにむごい話で救いがなく暗澹たる気持ち。 私は子どもがむごいめに遭うのはいやなのだ。 その後、旅行で飛行機に乗ったときに 機内上映リストにこ…

サミュエル・ベケット展 ドアはわからないくらいに開いている

友だちが企画した、早稲田の演劇博物館のサミュエル・ベケット展へ先日行ってきました。 いきなり階段からカッコいい! 内部は撮影禁止なので 入り口んとこ。 ちょっと文化祭的で可愛い。 ベケットの全体像を示す行き届いた展示で 写真多数、解説読み応えあ…

『体の贈り物』 レベッカ・ブラウン

今月の塾の課題は 「いまを生きるための一冊」 〝希望がみえない今日この頃、私たちに必要なのは、どんな本なのでしょう。〟 この問いかけを真っ向から受け止めちまった私は、 宝物のように大切な1冊、レベッカ・ブラウンの『体の贈り物』を選びました。 以…

黒ブタ蚊取り 買わずにいられない〜!

ネットで見つけてしまいました。 可愛いっ 可愛すぎるっ 買わずには いられません よね、ブタ好きなら、普通。 小学生の頃、叔父一家と一緒に遊園地に行ったら 〝ペット大集合〟みたいなイベントをやっていて、 そこに1匹の子豚が紐につながれていた。 体長…

ゲロルシュタイナーのムーミンおまけ消しゴム2

買いもの帰りに早速ニョロニョロげと。 ビィ君にSMSで知らせたところ、即返事。 し、シブいところを……。 知ったその日に3つ集めてしまった我が家。 ジンジャー・シロップをゲロで割ってみたら 予想以上に美味しかったけど すぐに終わってしまいそうなゲロの…

ゲロルシュタイナーのムーミンおまけ☆今度は消しゴムっ!

ビィ君から、てえへんだぁ〜とSMSが。 か、可愛いっ。 また出た〜、ゲロのムーミンおまけ。 さすが生誕100周年。 しかし、今度は消しゴムって 缶バッチもマグネットも実質オブジェと化してるけど 消しゴムとなるともう100パーセント使わないね。 たまたまゲ…

マイ・オリジナル東南アジア的ひじき、につけてもビバ!セロリっ葉!

うちの近所のおじいちゃんとおばあちゃんでやっている豆腐屋さん ☆越後屋☆ お豆腐もお揚げさんもみ〜んな美味しい♡越後屋♡ 神明通りにお越しの際はぜひっ! そんな越後屋で売っている生ひじきがまた美味しい。 のをさらに美味しくしてしまったオリジナル・レ…

『工場』小山田浩子

今月の塾の課題です。 提出したものは↓ 大便のようなタイトルは工場の大便なのかもしれない 〝工場は灰色で、地下室のドアを開けると鳥の匂いがした。〟鳥の匂い? 小山田浩子著『工場』は、いきなり生臭い感じで始まる。語り手牛山の面接が終わり、仕事が決…

トイレ本 富士日記(下)

トイレ本というのは、はっきり言って トイレでうんちをしているあいだに読む本です。 わっ、文字にするとなんだか、わっ、だな。 『富士日記』は上中とトイレで読了。 かなり期間をおいて目下、下。 日記ってトイレ本に向いてるんですね。 一日、一日、記述…

バルテュス展

きのうやっとこ行けましたっ。 仕事、ぐびぐび進んでいたりはしないけれども バルテュス、行かんわけにはいかんでしょう。 とりあえず、椅子に座ったら片膝立てましょう。(ウソ) お天気がすっきりしなかったせいか 恐れていたほどの大混雑ではなくてほっ。…

夫の悪夢 ろくに読んでないけど

まずこの写真が悪夢だゲロゲロ、はさておき。 とある検索の途中で引っかかって、タイトルに惹かれ なにかすごい悪妻ものかと調べてみたら 正直、おもしろくなさそうなエッセイ集です。 紋切り型文例集みたいです。 『国家の品格』オヤジの嫁が書いてます。 …

原発ジプシー

5月の塾の課題は『原発ジプシー』 『いちえふ』と絡めて書いてみました。 ↓以下が提出したものです。 きちんとお金を払いませう 堀江邦夫『原発ジプシー[増補改訂版]』(2011年現代書館)は自ら原発労働者として働いた記録を綴ったノンフィクション。30年以…