タコカバウータン

えらそうなことを言っていても気が小さいです。褒められて伸びるタイプです。

コロナ時間

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コロナ時間の課題図書

 

緊急事態宣言が出て、ついにすべての仕事がなくなり、収入もなくなり、目の前に真っ白な1カ月間が広がった。いやはや。

お金がないのはたいへん困るけれども、まあジタバタしてもどうにもならない。仕事の再開を待つしかない。国の給付金ってやつは、なんか宝くじに当たる確率のような気がする。文句は言い続けないといけないと思うけれど。

とにかく時間はどっさりある。自分が気持ちよく、楽しくなる方向で過ごさないと。

昔から計画を立てるのは大好きだ。実行がてんでともなわないが。

8時起床、午前1時までには就寝の規則正しい生活を送り、午前中は部屋の片づけ、整理整頓、掃除、洗濯。散歩を兼ねた買い物。お昼ご飯を食べて、『故人の食卓』のための1時間、14時から19時まで日英仏読書。なんかかっこいいけど、まあ概ね日。でも英仏も必ずはさむこと。夕ご飯を作り、テレビ見て、映画観て、就寝。

これが1カ月続いたら、部屋はすっきり心地よくなり、溜まりに溜まった未読本は少々減り、HDDに溜まった録画はかなり減り、溜まりに溜まった未見映画もそれなりに減り、なんだかすんばらしいことになりそうだけど……。

きのう早々に仕事を終えてうちに帰ってきて、どこかもあっと不安だった。たぶん経済的なことも基盤にあるとは思うけれど、それよりも、なんか1カ月ひとりぼっちなんだなあと。だいじょうぶ、私には山ほど本と映画がある。でもなんか、胸の表面がざわざわする。

これがふたりだったら、彼がいたら、おおーっ、何して遊ぼう、どんなごちそう作ろうって、わくわくしたのだろうなあ。

案の定、初日から全然予定どおりに行ってない。

でもまあ、自分にやさしく。